専攻を離れても、研究の経験は活きていた

専攻を離れても、研究の経験は活きていた

電気電子学科から放射光施設の技術員へ。専攻とは異なる分野で経験を重ねてきた入社7年目の社員に、この働き方を選んだ理由と、身についたスキルについて聞きました。

新卒入社 / 機械系

  • 入社4年以上
所属
仙台営業所
担当領域
放射光施設 / 実験支援・装置設計
前職・専攻
新卒入社 / 電気電子学科(組込コース)
入社年
2020年入社
  1. 様々な選択肢がある中で、なぜ「正社員型派遣」という働き方を選んだのですか?

    当時は半導体分野の研究を続けることに気が進まなくなっており、それまでの技術を元手に違う分野へ携わりたいと考えていました。その選択肢として、正社員型派遣を選んでいます。

    実際にはその翌年に半導体分野が大きく伸び、2年後には半導体装置メーカーからお声がけをいただきました。結果的に同じ分野へ戻ったかたちですが、「いつでも違う分野に移れる」という選択肢があったからこそ、余裕を持って業務に向き合えたと感じています。

  2. 現在はどんな業務を担当し、どんな瞬間にやりがいを感じていますか?

    一般財団法人光科学イノベーションセンターで技術員をしています。3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu」を利用しに来られたユーザーの、実験サポートが主な業務です。

    まったく未知の分野のため日々勉強ですが、身につけた知識でトラブルをスムーズに解決できたときは気分がいいです。

    現在は、配属先メンバーの取りまとめやフォローを行うクライアントリーダーや、業務請負の委託を広げるプロジェクトにも携わっています。

  3. 成長したと感じるスキルや、学生時代の経験で活きているものはなんですか?

    QC(品質管理)は、身につけて損のないスキルだと思います。確率統計は数字を冷静に判断するための指標になりますし、トラブルが起きたときに全体を見渡して解決策を考えられるようになります。QC検定などで取得した資格が給与に反映される制度もあるため、収入面でのメリットもあります。

    一方で、学生時代に研究した専門知識そのものを使う機会は、正直あまりありませんでした。それよりも、知識や結果に対する向き合い方、器具や設備の扱いの作法など、研究を通して得た感覚のほうが役に立っています。専門分野と合致する職場でなくても、研究に打ち込んだ経験自体がアドバンテージになると思います。

  4. 配属前の不安はどう解消されましたか?また、どんなサポートを受けてきましたか?

    仕事は研究と違って対価が発生するものなので、その責任を果たせるだろうかという不安はありました。

    ただ実際のところ、学生時代の講義や研究より難易度の高いことを、いきなり求められる場面はまずありません。新卒の方であればその点はクリアできているはずですので、自信を持って取り組んでよいと思います。

    社内には、配属先の先任者が新規配属者をサポートするクライアントリーダーという制度があり、営業と協力して業務の内外からフォローする体制が整っています。業務の都合で2〜3年ごとに引っ越しをしていますが、要望と予算を伝えれば住まいを営業が探してくれ、費用も全額補助されます。負担をほとんど感じることなく、業務に集中できています。

  5. 今後のキャリアをどう考えていますか?また、どんな業務に挑戦したいですか?

    特別な事情がなければ1つのことに3年は取り組もうと決めているので、しばらくは今の業務を続けていく予定です。

    現在3社目となり、技術職に関する見識も広がってきました。最近は総合職側の業務にも興味を持ち始めています。

キャリアアップの流れ

  1. step 01

    入社・組込コース研修

  2. step 02

    半導体装置メーカーで経験を積む

  3. step 03

    放射光施設で実験支援・装置設計を担当

先輩からのメッセージ

むしろ、不向きな点が少ないことがこの働き方のメリットではないかと思います。

多様な経験を求めている方には当然向いていますし、その中で気に入った業種があれば長く携わったり、正社員登用を目指したりといった選択肢も取れます。

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